共同通信杯を制したファントムシーフ(撮影:下野雄規)
12日の共同通信杯で重賞初制覇したファントムシーフ(牡3、栗東・西村真幸厩舎)は、4月16日に中山競馬場で行われる皐月賞(3歳・GI・芝2000m)へと直行する予定。
ファントムシーフは父ハービンジャー、母ルパンII、母の父Medaglia d'Oroという血統。祖母のPromising Leadは愛G1のプリティポリーSを制覇している。
2022年6月、阪神競馬場の2歳新馬戦で1番人気に応えてデビュー勝ち。続く野路菊Sでは直線で先行したアリスヴェリテをかわして、最後は2馬身をつけて2連勝とした。初GIのホープフルSは1着と0.2秒差の4着と善戦。
前走の共同通信杯はC.ルメール騎手と初コンビを組み、初めての東京コースであったが、うまく立ち回って重賞ウイナーの仲間入りを果たした。通算成績は4戦3勝。