93年のダービー馬ウイニングチケットが疝痛のため死亡、33歳

2023年02月19日 06:00

繋養先でのウイニングチケット(2021年9月、撮影:田中哲実)

 1993年の日本ダービー馬ウイニングチケットが、2月18日に疝痛のため33歳で死亡したことがわかった。繋養する『うらかわ優駿ビレッジAERU』が、自身のツイッター上で同日に発表した。

 ウイニングチケットは父トニービン、母パワフルレディ、母の父マルゼンスキーという血統。半弟には重賞2勝のロイヤルタッチがいる。

 1992年9月にデビューし、2戦目で勝ち上がり。そこから4連勝で弥生賞を制すと、皐月賞では1番人気に支持されたがここでは4着に敗れた。大一番・日本ダービーも1番人気に支持され、ビワハヤヒデやナリタタイシン相手に勝利を収め、世代の頂点に立った。通算成績は14戦6勝。

 現役引退後は種牡馬になり、1999年フェアリーS覇者ベルグチケットなどを送り出した。

【繋養先のコメント(抜粋)】
「あまりに突然の事で、心の整理がついておりません。献花台など詳細につきましては、明日2月19日にSNSや公式ホームページでお知らせしたいと思います。

 アエルにやってきたのは2005年。18年間たくさんのファンの方に元気な姿を見せてくれて、たくさんの笑顔や元気を私たちに与えてくれました。

 33年間も長生きしてくれた事に本当に感謝です。そんな馬と共に過ごせたことは本当に宝でした」

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