【阪急杯】サトノラムセスは5番人気9着 池添謙一騎手「じりじり脚を使った。オープンでもやっていける」

2023年02月26日 16:55

サトノラムセスは9着(カメラ・高橋 由二)

◆第67回阪急杯・G3(2月26日、阪神・芝1400メートル、良)

 1着馬に高松宮記念の優先出走権が与えられる重賞は15頭立て(メイショウベンガル出走取消)で争われ、2番人気のアグリ(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎、父カラヴァッジオ)が横山和生騎手を背に先行すると直線では早めに抜け出し、3番人気のダディーズビビッド(2着、浜中俊騎手)の追い上げを首差退け、1番人気のグレナディアガーズ(7着、岩田望来騎手)が馬群に沈んでいくなか、先頭でゴールした。昨夏の札幌1勝クラスから、2勝クラス、3勝クラスと3連勝でオープン入りし、重賞初挑戦だったが、4連勝Vを果たした。勝ち時計は、1分19秒5。

 さらに2馬身半離れた3着は6番人気のホウオウアマゾン(国分優作騎手)。今月末の引退で最後の重賞だった池添兼雄調教師が管理するショウナンアレス(戸崎圭太騎手)は5着、南井克巳調教師のメイショウケイメイ(角田大河騎手)は13着に敗れた。

 団野大成騎手(グレイイングリーン=4着)「じわじわとしか加速ができない。枠はちょうど良かったけど、そのぶん外を回されるリスクがある。外を回される形になって、最後よく詰めてくれた。坂を上がってからも根性を見せて頑張ってくれた」

 横山典弘騎手(ルプリュフォール=6着)「展開が向かなかった」

 和田竜二騎手(ミッキーブリランテ=8着)「ゲートを上手に出て、最後までしぶとく脚を使ってくれた。もう少し内に潜り込みたかった。そう差のないところまできているし、内容はそんなに悪くない」

 池添謙一騎手(サトノラムセス=9着)「内枠でロスなく運べた。オープンのペースが速く、勝負どころで先に手が動いた。それでもじりじり脚を使ったので、オープンでもやっていけると思う」

 酒井学騎手(ロードベイリーフ=10着)「無理せずいいところにつけられて、直線に向いたときはそれなりに伸びそうだった。残り100メートルで脚が鈍ったあたり、1400メートルはちょっと長いかもしれない」

 鮫島克駿騎手(ラルナブリラーレ=12着)「阪神の内回りは展開が向かないと厳しい。内を意識したが、前の内が止まらないので…」

 幸英明騎手(ホープフルサイン=14着)「中京で勝ったときみたいに、中で競馬するのがベストだと思う。気持ちよく走りすぎると、最後真剣に走らない。力はあるので、気性だけの問題」

 荻野極騎手(メイショウチタン=15着)「しっかり出してハナを取れた。直線に向くまで手応えはあったが、並ばれてから抵抗できず、下がってしまった」

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