93年の英1000ギニー(英G1)を勝ったサイエダティ Sayyedati(牝17)が死亡したことがわかった。

　同馬は父Shadeed、母Dubian(その父High Line)という血統の英国産馬。半弟にガネー賞(仏G1)などG1・4勝のゴールデンスネイク Golden Snake(父Danzig)、同じく半弟にJRA1勝のセイウンバクフーン(父Red Ransom)がいる。

　現役時代は92年にモイグレアスタッドS(愛G1)、チェヴァリーパークS(英G1)、93年には英1000ギニー、ジャックルマロワ賞(仏G1)を制したほか、4歳時には日本でも出走し、京王杯スプリングC(GII)は3番人気3着、安田記念(GI)では2番人気7着だった。その後も95年サセックスS(英G1)を制し、95年BCマイル(米G1)3着を最後に引退した。通算成績22戦6勝(うちJRA2戦0勝、重賞6勝)。

　母としてはシャンペンS(英G2)を勝ったAlmushahar(父Silver Hawk)などを輩出しており、日本でもハイパーディライト(父Silver Hawk)がJRA2勝を挙げている。今年はStorm Catの牝馬を出産していた。