前走の紅梅Sで2勝目を挙げたダルエスサラーム(ユーザー提供:makariosさん)
高野厩舎が
ダルエスサラーム(牝3、栗東・高野友和厩舎)でチューリップ賞(3歳・GII・阪神芝1600m)の3連覇を狙う。
牝馬に強い厩舎だ。これまでのJRA重賞21勝のうち14勝、GIに限れば14年秋華賞&15年
ジャパンCの
ショウナンパンドラ、21年大阪杯の
レイパパレ、22年秋華賞の
スタニングローズと4勝全てを牝馬で挙げている。チューリップ賞は21年
エリザベスタワー(
メイケイエールと1着同着)、22年
ナミュールと2連覇中なので、今年は3連覇がかかる一戦だ。
ダルエスサラームは高野厩舎の3歳世代のエース格。前走の紅梅Sは好位から残り300mで先頭に立ち、そのまま押し切り。派手さはないものの、いい位置から渋太く脚を使えるので、大崩れがないタイプといえる。ここ2戦は1400mだが、阪神芝1600mで未勝利を勝っているので、距離延長は問題なし。直線勝負のラ
イバルを向こうに回し、自慢のレースセンスで重賞初制覇といきたい。