前走のエルフィンSは追い込み届かず3着だったシングザットソング(ユーザー提供:ワラビさん)
フィリーズレビュー(3歳・GII・阪神芝1400m)は圧倒的に距離短縮組が有利なレースだ。
過去10年の前走距離別成績を振り返ると、1200m組は[0-0-1-34]の勝率0%、複勝率3%とサッパリ。一方、1400m組は[4-2-4-55]の同6%、15%、1600m組は[7-7-5-49]の同10%、28%だから、前走の距離が長ければ長いほどいいことは明白だ。
とりわけ前走1600m組は19年
ノーワン、20年
エーポス、21年
シゲルピンクルビー、22年
サブライムアンセムと4連覇中。20年以降は3年連続でワンツーフィニッシュを決めているので、逆らいようがない。また、中でも前走の上がり3Fがメンバー中最速だった馬は[4-1-0-1]だから、迷わず買いでいい。
今年の登録馬28頭中、前走が1600mだった馬は13頭。中でも前走のエルフィンSでメンバー中最速上がり3Fをマークした
シングザットソング(牝3、栗東・高野友和厩舎)が最右翼。末脚一閃のシーンを期待したい。