障害を飛越するビレッジイーグル(左)。同レース連覇を果たした(カメラ・橋口真)
3月18日の中山8R・ペガサスジャンプS(障害4歳上オープン、直線芝3350メートル、14頭立て)は、4番人気の
ビレッジイーグル(牡6歳、美浦・竹内正洋厩舎、父
ベーカバド)が、逃げ切って同レース連覇を果たした。勝ち時計は3分48秒3。
好スタートから1角で主導権を握ると、道中は安定した飛越。3角で外から1番人気の
ヤマニンマヒアに並びかけられたが、直線で二枚腰を発揮して引き離すと、後続に2馬身半差をつけて快勝した。大江原圭騎手は、「逃げにはこだわっていなかったけど出すだけ出して、いつも通りの競馬をしました。体の
バランスが良くなって、緩い馬場もこなしてくれたし、勝負どころで絡まれてからまたハミを取ってくれました」とたたえた。
管理する竹内正洋調教師は「本番を見据えた仕上げでしたが、馬は良くなっていたし、馬場もこなしてくれて良かったです。問題なければ、この後は中山グランドJ・G1(4月15日、中山)へ向かう予定です」と語った。