◆反応&伸び脚は案外…
ジャックドールどこまで上向くか(22日・城谷)
香港C7着の
ジャックドール(牡5歳、栗東・藤岡)が次週の大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)で復帰。2月下旬から栗東の坂路で調整していたが、この日はCWで攻められた。僚馬
ファンジオ(4歳1勝クラス)を約1秒追走し、4角を回る頃には早々と馬体が合ったが、そこから意外にモタつきゴール前は差し返されそうになるシーン…意地で併入したものの、攻め駆けタイプにしては物足りない動きだった。6F84秒2-35秒8-11秒5(一杯)と、楽に1F10秒台を記録していた昨春に比べて伸び脚も平凡で、どうも勢いが戻ってこない。今週でどこまで上向いてくるか。
◆中間に違和感も…
ラーグルフ大阪杯へ軌道修正に成功(22日・澤田)
来週の大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)を予定している
ラーグルフ(牡4歳、美浦・宗像)がこの日、美浦Wで1週前追い切りを行った。師は「先週火曜(14日)に少し違和感があり翌日は追い切りませんでしたが、運動は休まず、週末にはしっかりやれました。けさも3頭併せの真ん中に入れたことで気持ちが乗ってきた。来週へ向けて問題なさそうです」と見通しを語った。
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ノースザワールドは大阪杯の出否未定「使ったばかりなので」(22日・堀尾)
先週中山のスピカSを勝ってオープン入りを決めた
ノースザワールド(牡5歳、栗東・大久保)。「少し早めに踏む形だったけど、今の中山の馬場を考えて乗り役(横山和)がうまく乗ってくれました」と師は回顧する。登録している大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)への参戦については「今はまだ補欠の1番手ですし、レースを使ったばかりなので流動的です」と説明した。
◆京都記念2着後も好調キープ
マテンロウレオ仁川ならGIでも(22日・掛札)
マテンロウレオ(牡4歳、栗東・昆)がこの日、栗東CWで大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)の1週前追い切りを行った。単走で6F79秒6-37秒3-11秒9(一杯)をマーク。「良」でも前日の降雨の影響で水分を含み若干時計がかかるコンディションに映ったが、力強いフットワークで駆け抜け目下の好調ぶりをアピールした。昨秋に復帰後は1252着と安定しており、好相性の阪神ならGIでも面白い存在になりそうだ。
◆栗東坂路で1F11秒9
ヴェルトライゼンデ休み明け不問(22日・紺谷)
今年初戦の日経新春杯を快勝した
ヴェルトライゼンデ(牡6歳、栗東・池江)がこの日、大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)へ向けて栗東坂路で1週前追い切りを行った。全身を大きく使ったダイナ
ミックなフォームで力強く駆け上がり、5F51秒2-11秒9をマーク。休み明けでも仕上がりは上々だ。
◆伸び脚鋭い
ヒンドゥタイムズ 池添を背に栗東CWで躍動(22日・竹原)
大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)に出走予定の
ヒンドゥタイムズ(セン7歳、栗東・斉藤崇)がこの日、池添を背に栗東CWで6F80秒5-35秒8-11秒5(強め)をマーク。僚馬の
レヴェッツァ(5歳3勝クラス)、
ヒズハイネス(3歳未出走)に0秒6先着した。2頭を大きく追走し、直線であっさりと抜け出した伸び脚はシャープ。2月の小倉大賞典を制した後も好調をキープできている。
◆豪快にはじけた
ノースブリッジ 攻め気配は絶品(22日・森元)
大阪杯(4月2日・阪神、芝2000m)を予定しているAJCC覇者
ノースブリッジ(牡5歳、美浦・奥村武)がこの日、美浦Wで岩田康を背に5F66秒1-11秒1(直線強め)をマーク。仕掛けられると抜群の反応を示し、豪快にはじけた。攻め気配は申し分ない。
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フルデプスリーダーは
アンタレスSで戦列復帰へ(22日・常木)
昨秋の武蔵野Sで15着に敗れたあと、休養に入っていた
フルデプスリーダー(牡6歳、美浦・斎藤誠)は
アンタレスS(4月16日・阪神、ダート1800m)を目標に調整される。
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