2日、札幌競馬場で行われた4R・2歳新馬(芝1800m)は、藤田伸二騎手騎乗の5番人気ヤマニンキングリーが(牡2、栗東・河内洋厩舎)が、スローペースで流れる中、好位でしっかり折り合うと、直線では前を行く馬の間を割って鋭く伸び3番人気ウインギガシャトルに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分55秒8(良)。さらに3/4馬身差の3着には6番人気スペルバインドが入った。圧倒的1番人気に推されたレインボーペガサスは直線伸びあぐね4着に終わっている。
勝ったヤマニンキングリーは、父アグネスデジタル、母が94年クローバー賞(OP)を勝ったヤマニンアリーナ(その父サンデーサイレンス)。半姉に中山牝馬S(GIII)3着のヤマニンメルベイユ(牝5、美浦・栗田博憲厩舎、父メジロマックイーン)、従姉に03年阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を制したヤマニンシュクル(父トウカイテイオー)がいる。