前走の京都牝馬Sは惜しくも2着だったウインシャーロット(ユーザー提供:やし○さん)
11戦連続連対中のウインシャーロット(牝5、美浦・和田正一郎厩舎)が、阪神牝馬ステークス(4歳上牝・GII・芝1600m)で名牝2頭の記録に挑む。
抜群の安定感を誇る。20年7月のデビュー戦こそ4着に終わったが、2戦目となった同12月の2歳未勝利(3着)から14戦連続で馬券圏内を確保中。21年4月の3歳未勝利(1着)からは11戦連続で連対している。オープンでも手堅く、昇級戦のオーロCを制し、その後もターコイズS、京都牝馬Sと2戦連続で2着。重賞制覇まであと一歩に迫っている。
86年以降に限ると、JRAでの連続連対記録はビワハヤヒデの15戦。牝馬に限ればヒシアマゾンとダイワスカーレットの12戦となっている。ウインシャーロットは現在11戦連続なので、今回で2着以内ならトップタイ。願わくは勝って名牝2頭に並びたい。
【JRA連続連対記録(86年以降)】
・15…ビワハヤヒデ(92年9月・3歳新馬〜94年9月・オールカマー)
・12…オジュウチョウサン(16年3月・障害オープン〜18年11月・南武特別)
・12…ダイワスカーレット(06年11月・2歳新馬〜08年12月・有馬記念)
・12…ヒシアマゾン(93年9月・3歳新馬〜94年12月・有馬記念)
・12…ヤマニンアピール(87年10月・障害未勝利〜88年12月・中山大障害(秋))
・11…タガノジンガロ(10年4月・3歳未勝利〜11年3月・仁川S)
・11…ジョイフルハート(04年6月・3歳未勝利〜06年10月・エニフS)
・11…ディープインパクト(04年12月・2歳新馬〜06年6月・宝塚記念)
・11…タイキマーシャル(95年8月・4歳未勝利〜96年11月・新潟日報賞)
・11…ベニノコバン(95年7月・4歳上500万下〜96年5月・鎌倉特別)