内目有利が顕著だが…(c)netkeiba.com
4月8日(土)にオーストラリアのランドウィック競馬場で行われるクイーンエリザベスステークス(3歳上・G1・芝2000m)について、過去10年のデータから傾向を探っていく。
過去10年のゲート番による成績は下記の通り。
【1番】2-2-1-5/10 20.0% 50.0%
【2番】1-1-0-8/10 10.0% 20.0%
【3番】2-2-1-5/10 20.0% 50.0%
【4番】2-1-3-4/10 20.0% 60.0%
【5番】0-2-1-7/10 0.0% 30.0%
【6番】0-1-0-9/10 0.0% 10.0%
【7番】0-0-1-9/10 0.0% 10.0%
【8番】0-0-1-8/9 0.0% 11.1%
【9番】1-0-1-6/8 12.5% 25.0%
【10番】2-0-1-2/5 40.0% 60.0%
【11番】0-0-0-4/4 0.0% 0.0%
【12番】0-1-0-3/4 0.0% 25.0%
【13番】0-0-0-1/1 0.0% 0.0%
【14番】0-0-0-1/1 0.0% 0.0%
ゲート番別に見ると内目の1〜4番が【7-6-5-22】と圧倒的。舞台となる芝2000mは1コーナーの途中からスタートし、すぐにコーナーを迎えるため、少頭数であっても外側は非常に不利となる。一見すると外目のゲートからも優勝馬が出ているが、うち2回はG1・25勝を誇るウィンクス(Winx)が大外から圧勝したもので、例外と判断していいだろう。
以上の傾向を踏まえたうえで今年のゲート番を見てみると、上位人気のアナモー、ドバイオナー、ユニコーンライオンが何れも外目のゲート。これは波乱の目も有りそうだ。特に逃げ馬のユニコーンライオンは大外13番ゲートとあって、どれだけ楽に先手を取れるかがカギ。有力各馬には厳しいデータだが結果はいかに。