前走の京成杯を圧勝したソールオリエンス(ユーザー提供:ちゃぼさん)
皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)の最少キャリアVなるか。昨年はイクイノックス&ダノンベルーガが跳ね返された壁に、ソールオリエンス(牡3、美浦・手塚貴久厩舎)、タッチウッド(牡3、栗東・武幸四郎厩舎)、マイネルラウレア(牡3、栗東・宮徹厩舎)の3頭が挑む。
2歳戦が実施されるようになった46年以降、皐月賞の最少キャリアVは19年サートゥルナーリアや20年コントレイルなどの3戦。グレード制が導入された84年以降に限れば、キャリア2戦以下の馬は昨年のイクイノックスの2着が最高着順となっている。
今年の3頭は京成杯覇者のソールオリエンスを筆頭に、キャリア不足を補って余りある素質の持ち主。エポックメーキングな勝利を挙げることができるか、注目したい。
【皐月賞で5着以内だったキャリア2戦以下の馬】(84年のグレード制導入以降)
93年4着シクレノンシェリフ(4番人気)
18年5着キタノコマンドール(3番人気)
22年2着イクイノックス(3番人気)
22年4着ダノンベルーガ(2番人気)