前走の朝日杯FSが悔しい2着だったダノンタッチダウン(ユーザー提供:DKさん)
安田隆行調教師がクラシック初制覇をかけて、皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)にダノンタッチダウン(牡3)で挑む。
安田隆行調教師はJRAのGIを14勝しているが、クラシックは未勝利。01年と13年の桜花賞での2着が最高着順となっている。また、弟子の川田将雅騎手とのコンビでは20年ホープフルSのダノンザキッド、21年高松宮記念のダノンスマッシュ、22年NHKマイルCのダノンスコーピオンとJRAのGIを3勝。しかし、皐月賞では21年に1番人気ダノンザキッドで15着と悔しい結果に終わっている。
安田隆行調教師は騎手時代の91年にトウカイテイオーで皐月賞を制覇。騎手&調教師でのダブル制覇となれば保田隆芳氏以来、史上2人目の偉業となる。来年2月いっぱいで定年となるので、クラシックは今年がラストチャンス。愛弟子の手綱で悲願達成なら、これ以上ないドラマとなる。
【安田隆行厩舎のクラシック成績】カッコ内は最高着順
桜花賞…8戦0勝(01年2着ムーンライトタンゴ、13年2着レッドオーヴァル)
皐月賞…8戦0勝(02年9着ホーマンウイナー)
オークス…4戦0勝(01年6着ムーンライトタンゴ)
ダービー…1戦0勝(22年15着デシエルト)
菊花賞…1戦0勝(97年9着パルスビート)