末脚自慢のクインズミモザ(昨年5月撮影、ユーザー提供:mailaさん)
中山9Rの利根川特別(4歳上・2勝クラス・ダ1800m)は
クインズミモザ(牝5、美浦・池上昌和厩舎)の末脚にかける。
前走のレースぶりを高く評価したい。当時は昇級戦に加え、デビュー11戦目にして初の牡馬相手の一戦。それだけに苦戦が予想されたが、後方から鋭く追い上げて0秒2差の3着。それも自身を除いた掲示板4頭の4角通過順が3、1、2、6という典型的な前残り決着だったから、着順以上の中身があった。明け5歳で今まさに充実期といえるだろう。
ここは
ヴァーンフリートや
ヨンクが人気を集めそうだが、前者とは時計の比較で五分だし、後者には前走で実際に先着している。ゴール前の逆転劇を期待したい。