9日、佐賀競馬場で行われた7R・2歳-1組(ダート1400m)に、“フサイチ”でお馴染みの関口房朗氏が所有するフサイチサガントス(牡2、佐賀・東眞市厩舎)が、鮫島克也騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍)で出走。3番手追走から3角で先頭に立つと後続を突き放し、2番人気コンナジダイニに7馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分31秒4(良)。さらに6馬身差の3着に4番人気ヒトリジメが入った。
同馬は父タニノギムレット、母イブキコンテッサ(その父フジキセキ)。叔父に04年浦和記念(交流GII)を勝ったモエレトレジャーがいる血統。06年セレクトセール1歳にて750万円(税抜)で落札されている。7月22日のデビュー戦(佐賀・ダート900m)は8馬身、8月15日の前走(佐賀・ダート1400m)は4馬身、そして今回が7馬身と、圧勝続きで無傷の3連勝を果たした。
なお、一般公募にて決定された馬名の「サガントス」は佐賀競馬場のある鳥栖市がホームのプロサッカーチーム「サガン鳥栖」に由来している。