豪州の名手D・レーン騎手(29)が、短期免許を取得して先週から騎乗を開始している。20日の美浦で取材に応じ、「今年も日本に戻ってこられて非常にうれしい。いろんな厩舎からサポートしていただき、土日で6勝。成功できた1週目でした」と好スタートに感謝した。
今週はG1の谷間となるが、引き続き有力馬の依頼が集まった。日曜東京4Rの
テンペスト(牝3歳、美浦・国枝)には水曜の追い切りに騎乗。美浦坂路で4F52秒4-12秒8をマークし、「フィーリングを確かめました。初戦(2着)からさらに成長できているだろうし、チャンスがある」と好感触。同11Rフ
ローラSで初タッグを組む
ドゥムーラン(牝3歳、美浦・尾関)は「初戦のVTRを見たけど、いい勝ち方をしていた。2戦目でさらに良くなっていると思う」と楽しみにしている。
天皇賞・春は
シルヴァーソニック、ヴィクトリアMは
ソダシ、安田記念に
セリフォス…今後控えるG1にも有力馬がスタンバイ。「日本の生活にもなじんできたし、楽しみですね」。今春もレーン旋風が吹き荒れる。