「天皇賞(春)・G1」(30日、京都)
典型的な文系の私。数字を見るだけで頭が痛くなりますが、50歳を越えると横文字にも拒絶反応が…。最近は血統表の
アルファベットを見るだけで、妙な眠気が襲ってきます。
さて本題へ。春盾はどの馬を取り上げようか?出走予定馬の血統をチェックすると…今年はディープインパクトと
オルフェーヴルの産駒が目立ちますね。でもそれでは芸がないので、ここはスクリーンヒーロー産駒の
ボルドグフーシュに注目してみました。
母父Laymanは仏英で通算9戦3勝。母ボルドグザグの産駒は4頭が中央でデビューしていましたが、非サンデー系のキングズベストやコンデュイット、
ワークフォースとの配合が重かったのか、目立った活躍はできませんでした。
それが、6番子の
ボルドグフーシュで突然覚醒。なぜか?血統表を凝視すると…某競馬サイトではヘイローの4×4と表記されていましたが、Laymanの父は「Sunday Silence」。つい苦手な
アルファベットを敬遠するところでしたが、あの豪脚の源はやはり日本競馬に適したサンデーサイレンスでしょう。スタミナは証明済み。3×3クロスの爆発力で、悲願のG1奪取を期待します。(デイリースポーツ・松浦孝司)