現地時間15日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたガゼルS(3歳牝、米G1・ダート9f)は、E.コア騎手騎乗の2番人気リアーズプリンセス Lear's Princess(牝3、米・K.マクラフリン厩舎)が、今年牝馬として102年ぶりにベルモントS(米G1)を勝った1番人気ラグストゥリッチズ Rags to Richesとの競り合いを1/2馬身差制して優勝した。勝ちタイムは1分47秒86(良)。さらに2馬身差の3着にはタフティズシス Tough Tiz's Sisが入った。
勝ったリアーズプリンセスは、父Lear Fan、母Pretty City(その父Carson City)という血統の米国産馬。伯父にMy Big Boy(バーナードバルークH-米G1)がいる。05年9月のキーンランド・セプテンバー・イヤリングセールにて6万ドルで落札されていた。
今年4月のデビューから3連勝したものの、CCAオークス(米G1)とアラバマS(米G1)でいずれも2着と、G1では惜敗が続いていた。通算成績6戦4勝(重賞1勝)。