2歳馬情報「厩舎編」がスタート。東西有力厩舎の素質馬たちを全12回で紹介します。この中に、来年のクラシックホースがいるかも!?第4回は田中博厩舎編。
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今年のフェブラリーSで開業後初のG1制覇を達成。2歳馬の質も年々上がっており、POGにおける需要も高まっている。
目玉は16年アメリカンオークス覇者の母を持つ
デックドアウト21(牡、父
ドゥラメンテ)。「素晴らしい馬です。品があって格好もいい。何とかクラシックに乗せたい」と田中博師の期待は大きい。北海道シリーズあたりでのデビューを見据えている。
ターコイズフリンジ(牡、父ブラックタイド、母アズールムーン)も「
バランスのいい動きをしている。活躍させなければならないと思わせる馬」と高く評価。デビューは秋以降になりそうだ。
ソルレース(牝、父アドマイヤムーン、母ニードルクラフト)は短距離王者
ファインニードルの全妹。「まだ体は幼いけど、トモの筋肉量がすごい。適性はマイル以下だと思う」と短距離路線での活躍を見込む。G12勝馬
メジャーエンブレムの半妹
キャリースピン(牝、父
リアルスティール、母キャッチータイトル)は「品があって走りそうだし、牧場の評価も高い」と上々の
ジャッジだ。
6月デビューが視野に入る
スプレッドシャイン(牝、父
ブリックスアンドモルタル、母サンシャイン)は「父同様に中距離でいけそう」と樫の舞台を見据える。
グシチャンノホシ(牡、父
イスラボニータ、母シードラゴン)も「馬格に恵まれ、筋骨隆々です」とマイル路線制圧を狙う。