◆第35回かしわ記念・交流G1(5月4日、船橋・ダート1600メートル)
かしわ記念・Jpn1は4日、船橋競馬場で1600メートルを13頭(JRA6、南関東3、他地区4=
スマイルウィは競走除外)が争う。中心は南関東最強牝馬の
スピーディキック。前走のフェブラリーS・G1は慣れない芝スタートに苦戦したが、6着と大健闘。オールダートの舞台でJRA所属馬を撃破する。地方所属の1、2着馬に帝王賞・Jpn1(6月28日、大井)、3着以内の南関東所属最先着馬にさきたま杯・Jpn2(5月31日、浦和)への優先出走権が与えられる。
<厩舎コメント>
★田代助手(
ヴァレーデラルナ)「暖かくなり、体調も上がってきた。硬さがとれて、柔らかみが出てきたね。スッと反応できる
スピードがあるので、マイルも問題ない」
★岡田稲調教師(
メイショウハリオ)「前走はスタートのロスが致命傷に。すこぶる良かった前走と比べると物足りないが、数は乗れているし、底力で何とかしてくれるのでは」
★藤原智調教師(
スピーディキック)「最終追い切りで気合を入れ、仕上がっている。この距離は守備範囲だし、前走よりいい位置で競馬ができると思う」
★松下武調教師(
シャマル)「体重は同じぐらいですが、張りが出て前走とは中身が違います。昨秋と遜色ない出来。まずはここに全力投球。ひと雨降ればさらに楽しみ」
★高柳大調教師(
ソリストサンダー)「前走は不完全燃焼。瞬発力がある馬ではないので、もうちょっといいところに出せれば良かった。この舞台は2回走っているので大丈夫」
★山下之調教師(
カジノフォンテン)「昨年は連戦の疲れが出ていた。追い切り後の状態は良く、毛づやは
ピカピカ。期待している」
★吉村圭調教師(
ハヤブサナンデクン)「いい枠じゃないですか。長く休んでいた時期があり、馬はまだ若い。先行力も、地方の砂をこなす
パワーもあり、通用しておかしくない」
★林正人調教師(
エメリミット)「ここ2戦は1600メートル戦で、いい内容だった。馬群でも我慢できるし、最後に脚を使えるからね」
★新子雅調教師(
イグナイター)「爪の違和感も取れて順調に乗り込んでおり、前走以上の状態。左回りも気にしないはず」
★西園助手(
タガノビューティー)「能力的にはG1でもチャンスがある馬。2走前からブリンカーをつけて、前に行けるようになった今なら小回りでも」