JRA通算300勝を達成した国分恭(左、カメラ・高橋 由二)
国分恭介騎手=栗東・フリー=が5月6日の京都1Rを
スナークメモリー(牝3歳、栗東・川村禎彦厩舎、父
オルフェーヴル)で勝利し、現役54人目となるJRA通算300勝を飾った。道中は中団に待機し、直線で外に持ち出すとラスト3ハロン37秒8の脚で差し切った。
同騎手は09年3月にデビュー。同4月の京都12Rで
スリーサンビームで初勝利し、ここまで重賞3勝をマークしている。「300勝についてはあまり意識をしていませんでした。後輩にたくさん抜かれてしまっていたので、頑張りたい気持ちでした。京都競馬場では、初勝利を野村(彰彦)先生の
スリーサンビームでさせてもらった場所でいい思い出がたくさんあります。引退した(師匠の)五十嵐元調教師が、安心して見ていられるような騎手になりたいです」と節目の勝利を喜びつつ、今後の活躍も誓った。