19日、大井競馬場で行われた2R・2歳(ダート1000m)で、鈴木啓之騎手騎乗の7番人気ダイヤシャンデリヤ(牝2、大井・杉山康史厩舎)が、9番人気テンサイジに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分03秒9(良)。この勝利が新種牡馬タイキトレジャーの地方、中央通じての産駒初勝利となった。
勝ったダイヤシャンデリヤは父タイキトレジャー、母シルバーシャドウ(その父セクレト)という血統。3戦目での初勝利となった。
タイキトレジャーは、父Miswaki、母ロイヤルブライド(その父Blushing Groom)という血統の米国産馬。半兄にタイキエルドラド(アルゼンチン共和国杯-GII、父Theatrical)、従姉にシンコウラブリイ(マイルCS-GI)がいる。
99年1月に美浦・藤沢和雄厩舎からデビュー。00年函館スプリントS(GIII)で重賞初制覇を飾ると、その後も01年マイルCSで3着に入るなど、芝の短距離戦線を中心に活躍した。通算成績30戦8勝(重賞1勝)。
04年2月に登録を抹消し、青森県五戸町のミウラファームで種牡馬入り。初年度は19頭に種付けを行い、6頭が血統登録を行っている。