千葉サラブレッドセールが開催 ダンサーデスティネイションの2021の1億円が最高落札価格

2023年05月12日 17:55

昨年の同セールで落札されたベラジオオペラ(撮影:下野雄規)

 12日、船橋競馬場で2歳馬のトレーニングセール『2023千葉サラブレッドセール』が行われた。セリの開始前には公開調教も実施。58頭の上場馬のうち、94.8%にあたる55頭が売却された。

 最高売却価格の1億円(税別)を記録したのは、ダンサーデスティネイションの2021(牡、父ロードカナロア)で『ベラジオ』の冠名で知られる林田祥来氏が落札。母は英国産馬で伊1000ギニー(G3)を制している。2番目は、サラーシスの2021(牡、父ハーツクライ)の9400万円(税別)でキーファーズが落札。母は米国産馬でレイヴンランS(米G2)など重賞5勝を挙げている。

 牝馬の最高価格はシーサイドロマンスの2021(牝、父ドレフォン)の5500万円(税別)で『クリノ』の冠名で所有する栗本博晴氏が落札。公開調教で1番時計だったラストメッセージの2021(牡、父サトノアラジン)は1100万円(税別)で星加浩一氏が落札した。

 総売上は13億870万円(税別)で昨年から約5億円増加。同セールの出身馬には東京大賞典を4連覇したオメガパフュームや、今年のスプリングSを制したベラジオオペラなどがいる。これまでの最高落札価格は21年に藤田晋氏が落札したドーブネで4億7010万円(税別)。

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