23日、金沢競馬場で行われたオータムス
プリントC(3歳上、ダート1400m、1着賞金210万円)は、吉原寛人騎手騎乗の1番人気
ケンゴウザン(牡8、金沢・宗綱泰彦厩舎)がスタートから先手を奪うと、差を詰める6番人気
ナムラカイソクに3馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分29秒2(良)。さらに1.1/2馬身差の3着に7番人気
イズミムテキが入り、2番人気
リュウヨウは4着に敗れた。
勝った
ケンゴウザンは、父パークリージェント、母がJRA1勝の
ドリームファミリー(その父バンブーアトラス)という血統。伯父に91年神戸新聞杯(GII)3着の
ヤマトスフィンクスがいる。
02年3月に美浦・境征勝厩舎からデビュー。JRAで4勝を挙げた後、05年6月に金沢・松原正文厩舎に移籍。2年前のこのレースで重賞初制覇を飾ると、その後も06年
マーチC(笠松・ダート1900m)、06年ス
プリングC(金沢・ダート1900m)を制した。今年に入って現厩舎に移籍し2勝。前走はダイヤモンド特別(金沢・ダート1500m)でローマンエンパイアの2着に敗れていた。通算成績74戦22勝(うちJRA34戦4勝、重賞4勝)。