ソールオリエンスで皐月賞を制し渾身のガッツポーズをみせる横山武史騎手=4月16日
「日本ダービー・G1」(28日、東京)
2020年に生まれたサラブレッド7708頭の頂点が決まる、競馬関係者にとっては大一番となる一戦。今年は節目の90回となる。
過去の節目のダービー勝ち馬を振り返ると…
第10回 セン
トライト(2番人気)
第20回
ボストニアン(1番人気)
第30回 メイズイ(1番人気)
第40回 タケホープ(9番人気)
第50回 ミスターシービー(1番人気)
第60回 ウイニングチケット(1番人気)
第70回 ネオユニヴァース(1番人気)
第80回
キズナ(1番人気)
節目の8回のうち、1番人気馬が6勝を挙げ、50回以降は目下4連勝中となっている。今年は皐月賞を4角17番手から豪快に差し切った
ソールオリエンスが、1番人気に推されることが確実な状況だ。
また、8頭のうちセン
トライト、
ボストニアン、メイズイ、ミスターシービー、ネオユニヴァースの5頭がダービーを制し、皐月賞との2冠を達成。これも
ソールオリエンスにとっては心強いデータか。
なお、現在プロ野球のセ・リーグでは岡田監督率いる阪神が首位を快走中。2000年以降に阪神が優勝した03年はネオユニヴァースが、05年はディープインパクトが皐月賞、ダービーの2冠を達成している。もし
ソールオリエンスがダービーで2冠を達成すれば、阪神優勝の後押しになるかもしれない。
ちなみに阪神が唯一、日本一を達成した1985年のダービーはシリウスシンボリが勝利。厩舎転厩騒動などもあり、皐月賞には出走していなかった。