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【日本ダービー】ソールオリエンス、混戦に思えた皐月賞で衝撃的な追い込み 終わってみれば「1強」に

2023年05月24日 06:20

ソールオリエンス(中央)が大外一気の差し脚で皐月賞を制す

◆第90回日本ダービー・G1(5月28日、東京競馬場・芝2400メートル)

 馬トク予想陣の“ラスボス”小宮栄一記者による「ステップレース診断」は日本ダービー特別版。大一番に駒を進めてきた精鋭たちの前哨戦を完全分析する。

【皐月賞】2歳G1馬ドルチェモアドゥラエレーデが別路線を選択。重賞2勝馬が不在で、ディープインパクト産駒も姿を消した。輪をかけて前日の雨で重馬場。混迷を極めた3歳牡馬3冠初戦は、終わってみれば“1強”に。

 ソールオリエンスが、衝撃的な追い込みを決めた。最終コーナーで一番外に持ち出した時が17番手でも、急坂を駆け上がってからの伸び脚はライバルが止まっているかのように見えた。上がり3ハロン35秒5は、2位(〈3〉〈6〉〈7〉着馬の36秒4)に0秒9差。断然の1位だ。

 16日付「ステップレース診断=オークス」にこう書いた。2着ハーパーに6馬身差をつけて史上17頭目の牝馬2冠に輝いたリバティアイランドを、桜花賞は『別次元の末脚で乗り越えた―』。それでも上がりタイムは、2位との差が0秒7だった。

【青葉賞】シンボリクリスエス、ゼンノロブロイ、フェノーメノ…。優勝馬に名馬が名を連ねても、この組からダービー馬が誕生したことがない。過去10年7勝の皐月賞組は中5週のローテーション。対して、1か月間に2度、東京・芝2400メートルを舞台に過酷な戦いを強いられる。この違いは大きすぎる。

 スキルヴィングを勝利に導いたルメールは、大胆な“省エネ”戦法を採用。終始、中団の外で運び、決して急がない。直線半ばまでじっくり構え、最後は右ステッキ2発。2着ハーツコンチェルトに1/2馬身差でも、体力の消耗を最小限にとどめた。

 母の父でもある前記シンボリクリスエスは、02年日本ダービー2着馬。青葉賞Vが3歳になって5戦目。2月のゆりかもめ賞(3着)で星を落とすなど、賞金加算に手間取った。孫は、2歳10月のデビューから4戦のキャリア。臨戦過程で、皐月賞組に負けていない。

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