29日、中山競馬場で行われた芙蓉S(2歳OP、芝1600m)は、松岡正海騎手騎乗の3番人気フォーチュンワード(牝2、美浦・古賀慎明厩舎)が、好位追走から直線で馬群を割って抜け出し、同じく好位から伸びた1番人気スマイルジャックとの叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分36秒6(良)。さらに2馬身差の3着には5番人気ショウナンアクロスが入った。
勝ったフォーチュンワードは父デヒア、母コパノオマモリ(その父エリシオ)。祖母が82年のエリザベス女王杯を勝ったビクトリアクラウンという血統。7月28日に新潟でデビュー勝ちを収めると、2戦目となった前走のダリア賞(OP)でも12頭立ての11番人気ながらスズジュピターの2着に好走していた。通算成績3戦2勝。