Wコースで追い切ったラフエイジアン(右) 左はインペリアルライン(カメラ・荒牧 徹)
◆第28回ユニコーンSS・G3(6月18日、東京・ダート1600メートル)追い切り=6月14日、美浦トレセン
前走の青竜Sは7着に終わったものの、デビュー3戦目の未勝利戦を9馬身差、続く1勝クラスを3馬身差Vと確かな素質を披露する
ラフエイジアン(牡3歳、美浦・中舘英二厩舎、父
アジアエクスプレス)が好気配だ。Wコースで
インペリアルライン(4歳1勝クラス)を追走してスタート。道中は力強い脚さばきで折り合いもスムーズ。最後の直線では内に進路を取ると、強めに追われて併入した。
中舘調教師は「前回の調教の時はそれほど動きが良くなかった。前走はしまいが疲れてしまったので、(きょうは)最後まで伸びられるかを見たかったけど、しっかり走れていましたね。攻め馬と調教がレースと直結するタイプなので、今回の方がいい状態で臨めます」と反撃へ手応えありだ。