17日、阪神競馬場で行われた米子S(3歳上・オープン・芝1600m)は、中団の内で脚を溜めて直線中ほどを突き抜けた西村淳也騎手騎乗の10番人気メイショウシンタケ(牡5、栗東・千田輝彦厩舎)が、好位のインから脚を伸ばした7番人気ラインベック(セ6、栗東・友道康夫厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒7(良)。

　さらにクビ差の3着に6番人気グレイイングリーン(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。なお、1番人気ジャスティンスカイ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)は8着、2番人気セルバーグ(牡4、栗東・鈴木孝志厩舎)は12着、3番人気アナゴサン(牡5、栗東・牧田和弥厩舎)は5着に終わった。

　勝ったメイショウシンタケは、父ワールドエース、母アドマイヤビアン、その父アドマイヤコジーンという血統。3勝クラスを勝って臨んだ前走の六甲Sでは重馬場で9着に敗れたが、良馬場で持ち前の切れを発揮して、人気薄ながら鮮やかに抜け出した。3連単は120万超えの波乱となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆メイショウシンタケ(牡5)
騎手：西村淳也
厩舎：栗東・千田輝彦
父：ワールドエース
母：アドマイヤビアン
母父：アドマイヤコジーン
馬主：松本好雄
生産者：辻牧場

【全着順】
1着　メイショウシンタケ　10人気
2着　ラインベック　7人気
3着　グレイイングリーン　6人気
4着　ウイングレイテスト　4人気
5着　アナゴサン　3人気
6着　リプレーザ　12人気
7着　ワールドウインズ　8人気
8着　ジャスティンスカイ　1人気
9着　ラセット　11人気
10着　メイショウオーパス　13人気
11着　シャイニーロック　5人気
12着　セルバーグ　2人気
13着　ノルカソルカ　9人気