6月24日の阪神1R・2歳未勝利(芝1600メートル=9頭立て)は
フェンダー(牡2歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父
モーリス)が逃げ切り勝ち。昨年の函館2歳Sを制した
ブトンドールの半弟がデビュー2戦目で勝ち上がった。勝ち時計は1分35秒1(良)。
大きく出遅れた前走とは対照的に、今回は
トップスタートを決めた。最内枠からハナを奪うと、前半1000メートルを57秒9のハイペースで通過。4コーナーで後続との差を広げ、直線でも他馬を寄せ付けない4馬身差の快勝だった。
「調教に乗って能力があると感じましたが、集中しきれないところがあったのでブリンカーを着けてもらいました。課題のゲートもうまくいったのもありました。まだ心身ともに成長の余地があると思います」と坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=も評価した。