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プリント重賞「第59回CBC賞」は過去10年で1番人気がわずか2勝。波乱のイメージが定着しつつある。過去10年のデータを元に導き出した本命馬は?お宝ホースを発見した。
【年齢】
5歳が最多7勝。【7・5・4・32】で勝率14.6%、連対率25%、複勝率33.3%。単勝回収率は296%、複勝回収率も166%を誇る。6歳は【2・2・4・41】、3歳は昨年1着
テイエムスパーダを含む【1・1・1・12】。一方、4歳は【0・1・1・17】と大不振。7歳以上も【0・1・0・23】で馬券圏内は19年2着
アレスバローズだけ。
【前走着順】
前走1着から参戦する馬は【5・1・2・13】で勝率23.8%、連対率28.6%、複勝率38.1%。単勝回収率127%の黒字だ。2〜5着が【1・3・4・33】、6〜9着が【3・2・1・29】、10着以下でも【1・4・3・48】と無視はできない。
【生産者】
ノーザン
ファームが【3・3・2・15】で連対率26.1%、複勝率34.8%。14年2着
エピセアロームから出走機会7回連続で馬券に絡んでいる。中京開催は15年
ウリウリ、17年
シャイニングレイ、19年
レッドアンシェルが勝った。
【調教師】
当レースで好走実績がある調教師が多い。西村師は21年
ファストフォースで勝ち、昨年は
タイセイビジョンが2着。中尾師が13年
マジンプロスパー、藤原師が15年
ウリウリでV。高橋康師は16年
ラヴァーズポイントが7番人気で2着に入った。
【結論】
やはり5歳の実績が光る。
ヨシノイースターに◎だ。前走・鞍馬Sは1番人気4着に敗れたが直線、馬群の外から目を引く伸び。悲観する内容ではなかった。重賞初チャレンジでも立ち回りひとつでチャンスがある。対抗は
ストーンリッジ。唯一のノーザン
ファーム生産馬で、6歳は5歳に次ぐ良績だ。前走1着の
エイシンスポッター、
マッドクールは不振の4歳が大きなマイナス材料。評価を落とした。当レースと相性がいい西村厩舎は
サンキューユウガ、
タイセイアベニールの2頭出し。連下には押さえたい。(データ班)