11日、旭川競馬場で行われたエーデルワイス賞(2歳牝、交流GIII・ダート1600m、1着賞金2000万円)は、山口竜一騎手騎乗の5番人気
マサノミネルバ(牝2、北海道・堂山芳則厩舎)が、中団追走から4角入り口あたりで先頭に並びかけると、直線では力強い伸びを見せ、9番人気
モエレプットに5馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分43秒3(不良)。さらに3/4馬身差の3着に3番人気
ユニティが入り、1番人気
カミヒコーキは13着に敗れた。
勝った
マサノミネルバは父ラムタラ、母はJRA4勝、地方5勝の
ハートステイジ(その父カコイーシーズ)という血統。今年5月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げると、3連勝で栄冠賞(旭川・ダート1000m)を制し重賞初制覇。その後もnetkeiba.com杯 第1回ブリーダーズゴールドジュニアC(旭川)3着など重賞戦線で安定した成績を見せ、前走のサン
ライズC(旭川)は5着だった。通算成績9戦4勝(うちJRA1戦0勝、重賞2勝)。11月2日に門別競馬場で行われる現役競走馬市場・トレーディングセールへの上場が予定されている。
なお、今年が10回目となるこのレース。北海道所属馬の優勝は00年ナミ以来7年ぶり3頭目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。