【地方競馬】高知の宮川実騎手がJCS総合優勝「今度は札幌で優勝してくる」

2023年07月06日 19:17

 JCSで総合優勝を果たした宮川実騎手(撮影・中山伸治)

 「地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ」(6日、園田)

 地方競馬ナンバーワン騎手の座を争うファイナルステージが、開催5日目の9、11Rで行われた。高知の宮川実(41)が9R9着、11R1着で合計ポイント54となり、ファーストステージ(5月23日、盛岡)の3位から逆転で総合優勝を飾った。宮川は8月26、27日にJRA札幌で開催される「2023ワールドオールスタージョッキーズ」(国際騎手招待競走)に地方競馬代表と出場する。

 ファイナル第2戦の11Rで宮川が逆転優勝を決めた。コンビを組んだアヴニールレーヴは好スタートを決めてハナに立つと、後続に4馬身差をつけて逃げ切り。「坂本先生から『スタートが速いので、楽に逃げれば』とうかがっていた。実際に、スタートしてすぐに両横に他の馬が見えないので、その通りになった」と振り返った。

 この勝利で地方通算2200勝も達成。「すごいジョッキーと一緒にレースができるだけでもうれしいのに、勝てて感無量です」と喜んだ。

 すでにワールドオールスタージョッキーズへと気持ちは向いている。「もう緊張している。地方代表として恥じないように、世界に通用する騎乗を見せたい」と宮川。表彰式のあいさつでは「今度は札幌で優勝してくる」と集まったファンに必勝を誓った。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。