直線のマッチレースを制したラストクリスマス(手前)がデビューV(カメラ・荒牧 徹)
7月8日の福島6R・2歳新馬(芝1200メートル=12頭立て)は、1番人気の
ラストクリスマス(牝、栗東・西園正都厩舎、父
リオンディーズ)が直線で抜け出し初陣を白星で飾った。勝ち時計は1分10秒4(良)。
スタートから促して出していき、道中は逃げた
オンザヴィーナスをぴったりとマークする形で2番手で運んだ。そのまま直線はマッチレースとなり、激しい追い比べの末に最後は1馬身差をつけてゴール板を駆け抜けた。
石橋脩騎手は「前(の馬)はスタートも速かったし、道中も少し促しながらちゃんとついていけた。今日は正直、能力で勝ってくれた。返し馬ではこれから良くなる感じがして、それで直線で競り勝てたのは能力。背中もいいし、距離も持ちそうな感じだけど、気持ちの面がどうなってくるか」と、素質を評価した。