「セレクトセール2023」(10日、ノーザンホースパーク)
1歳世代がラストクロップとなる
ドゥラメンテ産駒が高い人気を集めた。G17勝馬
ジェンティルドンナの半妹となる
ドナブリーニ22(牝)をTNレーシングが2億1000万円で落札したのを筆頭に、上場14頭(牡9頭、牝5頭)は全て落札された。
14頭の平均落札額は約1億480万円。
デックドアウト22(牡)を1億3000万円で落札した(株)ライフハウスの松岡敬三代表は「矢作先生に預かっていただける。丈夫でクラシックに出走できる馬に」と期待を寄せた。
今年の3歳世代では
リバティアイランドが牝馬2冠を達成し、
シャンパンカラーがNHKマイルCを制覇。日本競走馬協会の吉田勝己理事は「間違いなくラストというところへの期待があったね」と分析した。21年8月の急逝が惜しまれるが、最終世代も層の厚い陣容になりそうだ。