「エルムS・G3」(6日、札幌)
大沼S2着→マリーンS3着の
セキフウは2日札幌ダートで併せ馬。直線では馬なりのまま内の
ランフリーバンクス(3歳1勝クラス)を圧倒する手応えで半馬身先着を決めた。
時計は4F59秒5-43秒1-12秒7と決して目立つものではなかった。それでも、自ら手綱を取った武幸師は「硬さが残らないように、そんなに速いタイムじゃない方がいいと思ってやりました。いい動きでした。函館の時よりむしろいいのでは」と、イメージ通りの調教に抜群の感触を得た様子だった。
これまで中央はもちろん、地方、サウジ、ドバイ、韓国とあらゆる舞台で戦ってきたように、経験値においてはメンバー随一だ。「環境が変わっても動じない。大した馬です。本気で頑張ったら通用します」と指揮官。初めての札幌で、21年11月以来の重賞ゲットを狙う。