1番人気で13着に敗れたペプチドナイル(カメラ・高橋 由二)
◆第28回エルムS・G3(8月6日、札幌・ダート1700メートル=不良)
4〜7歳の牡馬14頭が参戦したダート戦は、6番人気の
セキフウ(4歳、栗東・武幸四郎厩舎、父ヘニーヒューズ)が21年の交流G2・兵庫ジュニアグランプリ以来14戦ぶりの復活勝利で、同レース以来となる重賞2勝目、JRAでは同初勝利を挙げた。武豊騎手はバトルラインに騎乗した97年の第2回以来の2勝目。弟・幸四郎調教師との兄弟タッグでは、昨年のファンタジーS(
ウォーターナビレラ)、今年1月のシンザン記念(
ライトクオンタム)に続く3つめのタイトルとなった。
2着は4番人気の
ワールドタキオン(斎藤新騎手)、3着は10番人気の
ロッシュローブ(浜中俊騎手)。大沼S、マリーンSの北海道ダート2戦を連勝して1番人気に推された
ペプチドナイル(富田暁騎手)は13着に惨敗した。
富田暁騎手(
ペプチドナイル=13着)「外の馬が速かったですし、不良馬場で出足に苦労しました。この馬のもろさも分かっていましたし、結果的に無理してでも行くべきでした。状態は良かっただけに、馬に申し訳ないことをしました」