第58回北九州記念・G3が8月20日、小倉の芝1200メートルで行われる。
モズメイメイ(牝3歳、栗東・音無秀孝厩舎)の
スピードを上位に取る。のちの桜花賞2、3着
コナコースト、
ペリファーニアを抑え込んだチューリップ賞、抜群のスタートから逃げ切り、重賞2勝目を挙げた葵ステークス。桜花賞こそ13着に敗れたが、重賞通用の速力は、このメンバーに入っても最右翼。小倉も向きそうなだけに、重賞3勝目のチャンス濃厚。
2勝クラス、3勝クラス連勝の
デュガ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)に重賞級の相。前走のバーデンバーデンCは、荒れた内めを通りながら、直線インを一気差し。計り知れないスケール感をアピールした。復調した今なら地力は劣らない。
小倉で新馬、小倉2歳S連勝の
ロンドンプラン(牡3歳、栗東・宮本博厩舎)は得意舞台で復権の走りを見せるか。
高松宮記念3着、CBC賞4着の
トゥラヴェスーラ(牡8歳、栗東・高橋康之厩舎)は一瞬の脚を小倉でどう生かすか。昨年の覇者
ボンボヤージ(牝6歳、栗東・梅田智之厩舎)は、復調に手間取っているが、この条件ならマークが必要。
CBC賞1着、2着
ジャスパークローネ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)、
サンキューユウガ(牡7歳、栗東・西村真幸厩舎)、福島テレビオープンを勝った
スマートリアン(牝6歳、栗東・石橋守厩舎)、昨年小倉で行われたCBC優勝の
テイエムスパーダ(牝4歳、栗東・木原一良厩舎)、安土城S1着
ママコチャ(牝4歳、栗東・池江泰寿厩舎)、2年連続アイビスSD3着の
スピード自慢
ロードベイリーフ(牡6歳、栗東・森田直行厩舎)もエントリー。(大上 賢一郎)