【キーンランドC】しらかばSレコードVのシュバルツカイザー 史上初の外国産馬V狙う

2023年08月24日 17:03

キーンランドCに出走予定のシュバルツカイザー(撮影:山中博喜)

 しらかばSを制したシュバルツカイザー(セ5、美浦・大竹正博厩舎)が、キーンランドカップ(3歳上・GIII・芝1200m)で重賞初制覇を狙う。

 シュバルツカイザーは父Dark Angel、母Fashionable、母の父Nashwanという血統。愛国生まれの外国産馬である。昨夏以降は3勝クラスで苦戦が続いていたが、今年になってスプリント路線に転向し才能が開花。前々走のUHB杯でOP入りを決めると、続く前走のしらかばSを1分7秒4のレコードで制し、OP初勝利を挙げた。父Dark Angelは07年に英G1のミドルパークS(芝6F)を制したスプリンター。それだけに血統的にも納得の快進撃といえる。今回は一昨年のニュージーランドT(5着)以来、2回目の重賞チャレンジとなるが、前走と同じ札幌芝1200mが舞台なら、十分に好勝負になっていい。

 これまでキーンランドCには延べ22頭の外国産馬が参戦。09年のドラゴンウェルズの2着が最高着順となっている。現在施行されている古馬スプリント重賞11鞍の中で、外国産馬が未勝利なのはキーンランドCのみ。ここで初勝利となるか注目したい。

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