シーキングザベストが引退、アメリカで種牡馬入り

2007年10月28日 17:30

 JRAは28日、昨年の武蔵野S(GIII)を勝ったシーキングザベスト(牡6、栗東・森秀行厩舎)が、同日付でJRA競走馬登録を抹消すると発表した。来年から米・ケンタッキー州のヒルンデイルファームにて種牡馬入りし、初年度の種付料は7500ドル(約86万円)を予定している。

 シーキングザベストは、父Seeking the Gold、母Mackie(その父Summer Squall)という血統の愛国産馬。伯父に93年ケンタッキーダービー(米G1)を制したシーヒーロー Sea Heroがいる。02年キーンランドセプテンバーセールにて100万ドルで落札されていた。

 04年4月にデビュー。JRA2戦0勝で北海道に転厩し、移籍初戦で初勝利を挙げると現厩舎に再転入。昨年は重賞初制覇となった武蔵野Sなど5勝を挙げて本格化した。今年は根岸S(GIII)2着、フェブラリーS(GI)6着の後、ドバイゴールデンシャヒーン(首G1)に出走して11着。それ以来約7か月ぶりの出走となった27日の武蔵野S(11着)が最後のレースになった。通算成績22戦9勝(うち地方3戦1勝、海外1戦0勝、重賞1勝)。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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