上がり最速の末脚で抜け出したスティールブルー(右=カメラ・荒牧 徹)
8月26日の新潟6R・2歳新馬戦(牝馬限定、芝1600メートル=18頭立て)は、3番人気の
スティールブルー(美浦・宗像義忠厩舎、父
ルーラーシップ)がメンバー最速の上がり32秒9の末脚を繰り出し、2馬身半差をつけて初陣を飾った。勝ちタイムは1分36秒4(良)。
好スタートを切るとスッと控えて先団を見る形の8番手を追走。手応え良く最後の直線に向くと、残り400メートルの右ムチ一発を
ゴーサインにグングンと加速した。最後は同じ宗像厩舎の
カウネウス(岩田康誠騎手)に2馬身半差をつけて快勝した。
荻野極騎手は「
テンションもよく持ってくれたしスタートも決めてくれて前の馬を見ながらスムーズに運べました。抜け出してからもいいフォームで走れていました。いいものがありますね」と評価。管理馬のワンツー決着となった宗像調教師は「何の問題もなく順調にこられました。ゲートも普通に出て好位を取れましたし、競馬ぶりはすごく良かったですね」と満足そうに話した。