06年
シガーマイルH(米G1)などを制したディ
スクリートキャット Discreet Cat(牡4、英・S.ビンスルール厩舎)が現役を引退。来年から米・ケンタッキー州レキシントンの
ジョナベル
ファームで種牡馬入りすることがわかった。種付料は3万ドル(約344万円)の予定。
ディ
スクリートキャットは父Forestry、母がアラバマS(米G1)勝ち馬の
Pretty Discreet(その父Private Account)という血統の米国産馬。05年8月に米・サラトガ競馬場のメイドン(ダート6f)でデビューし、
フラムドパシオンが3着した06年UAEダービー(首G2・ダート1800m)を6馬身差で圧勝。その後、サラトガの
アローワンス(ダート7f)を11馬身、ジェロームBCH(米G2・ダート8f)を10.1/4馬身差で圧勝し、
シガーマイルH(米G1・ダート8f)でG1初制覇。昨年の3歳馬としては世界最高のレーティングを与えられたが、その後は約4か月ぶりに出走した今年のドバイワールドC(首G1)で最下位7着に大敗。10月に復帰し、ヴォスバーグS(米G1)3着、BCダートマイル(米G外)3着と、今年になってからは勝ち星を挙げられずに終わった。通算成績9戦6勝(重賞3勝)。