31日、大井競馬場で行われたTCKディスタフ(3歳上牝、南関東G3・ダート1800m、1着賞金1500万円)は、左海誠二騎手騎乗の2番人気{horse=2003103085:パフィオペディラム}(牝4、船橋・岡林光浩厩舎)が好位追走から、直線に向くと力強い伸び脚で後続を突き放し、7番人気オリビアフォンテンに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分54秒8(良)。さらにクビ差離れた3着には10番人気ウエノマルオキャン。1番人気に推されたベルモントノーヴァは直線猛追するも4着まで。
勝ったパフィオペディラムは、父フサイチコンコルド、母がJRA2勝のシュンラン(その父サンデーサイレンス)。3代母の子孫に02年マイルCS(GI)を制したトウカイポイントがいる血統。05年5月にホッカイドウ競馬からデビューし、3戦目の栄冠賞(旭川)で重賞初制覇。06年2月に現厩舎へ移籍し、桜花賞(南関東G1)では3着に入るなど安定した成績を残し、1番人気に推された前走、トゥインクルレディー賞(南関東G2・ダート1600m)ではベルモントノーヴァの2着だった。今回、南関東移籍後初の重賞制覇となった。通算成績18戦8勝(うちJRA1戦0勝、重賞2勝)。