藤田菜七子騎手の新潟最終週は10鞍 日曜はフラッシュアーク(12R)に好感触「千直適性があると感じた」

2023年09月01日 10:59

藤田菜七子騎手

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、新潟最終週は10鞍(土曜4鞍、日曜6鞍)に騎乗する。

 6週間の夏の新潟開催もいよいよラストウイーク。雨が降らず猛暑続きなだけに人馬ともに体調管理には細心の注意が必要だった。「馬も人も大変でした。酷暑の中、コース整備を含めて開催に尽力してくださった関係者の方々に心から感謝したいと思います。暑さはまだ続くと思いますが、最終週にいいレースがしたいですね」。自身最多の69勝を挙げる得意の舞台で奮起したいところだ。

 日曜12Rのフラッシュアークは2戦連続のコンビ。前走は初の千直で発馬でやや後手に回りながらも0秒3差5着と掲示板を確保した。「前走は動いたタイミングでゲートが開き、うまく出られませんでした。それでも千直の適性があるなと感じましたね。今回も外めのいい枠を引いて、勝ちに行く競馬がしたいです。今回こそはタイミングよく出られるといいですね」と期待を込める。

 日曜1Rのアイファーバトルはゲートさえクリアできればという一頭。前走は17番手から最後の直線で鋭く差を詰め0秒3差の4着と力は示している。「中間は新潟に滞在しているので、少しでも落ち着いてレースに臨んでくれたらいいですね。ゲートさえ五分に出てくれれば競馬がしやすくなります」と対策がプラスに出るか。

 日曜3Rのミハルンルンは前走が同じ舞台で3着と初の馬券圏内に突入。「今までためる競馬をしていましたが、前走は出していきました。それでも最後までよく踏ん張ってくれたと思います。未勝利戦は最後なので、勝負をかけて勝ち切る競馬をしたいです」と何とか初勝利をとの思いだ。

【土曜新潟】

3R・レボロテアール(牝3歳、美浦・高橋文雅厩舎、父イスラボニータ)

8R・フレンドパル(牝5歳、美浦・深山雅史厩舎、父ロードカナロア)

9R・ユキノオウジサマ(セン4歳、美浦・田島俊明厩舎、父ドレフォン)

12R・マイネルエール(セン4歳、美浦・蛯名利弘厩舎、父スクリーンヒーロー)

【日曜新潟】

1R・アイファーバトル(牡2歳、美浦・根本康広厩舎、父バトルプラン)

3R・ミハルンルン(牝3歳、美浦・中野栄治厩舎、父エイシンヒカリ)

4R・ウォーカーカップ(牝3歳、美浦・伊藤大士厩舎、父サトノダイヤモンド)

6R・ボナフォルトゥーナ(牝2歳、美浦・尾形和幸厩舎、父ファインニードル)

8R・スパークタイムリー(牝3歳、美浦・小島茂之厩舎、父ドゥラメンテ)

12R・フラッシュアーク(牝4歳・美浦、青木孝文厩舎、父エイシンフラッシュ)

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