3日、京都競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1200m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気ダノンゴーゴー(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、中団追走から直線で外に出されると鋭い決め脚を見せ、2番人気デビルズコーナーに1馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分09秒4(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には7番人気レジアスが入った。
勝ったダノンゴーゴーは、父Aldebaran、母はPotrinner(その父Potrillazo)という血統の米国産馬。半姉に05年サンズポイントS(米G3)に勝ち、05年アメリカンオークス(米G1)でシーザリオの2着に入ったメロールアインダ Melhor Ainda(その父Pulpit)、従姉にディアデラノビア(フローラS-GII、京都牝馬S-GIII)がいる。今年のキーンランド2歳トレーニングセールにて40万ドル(約4800万円)で落札されていた。
勝ち馬の父Aldebaran(父Mr.Prospector)は現役時代、03年メトロポリタンHなど米G1を3勝。現2歳が初年度産駒の新種牡馬で、今回が産駒のJRA初勝利となった。