優駿SSに到着したオナーコード(c)netkeiba.com
新冠町の優駿スタリオンステーションへの導入が報じられていた2015年のエクリプス賞古牡馬チャンピオンのオナーコード(Honor Code、12歳、父A.P. Indy)が9日朝、輸入検疫を終えて無事に同スタリオンステーションへと到着した。
オナーコードは父A.P. Indy、母Serena's Cat、その父Storm Cat。
現役時代は米国で11戦6勝。2歳8月にサラトガ競馬場でデビューし、同年11月のレムゼンステークスで重賞初制覇。豪快な追い込みを武器に4歳時のメトロポリタンハンデキャップでG1初制覇を飾ると、続くホイットニーステークスも勝って、ブリーダーズカップクラシックへと駒を進めている。結果はレコード決着の中で3着だったが、同年の米国の最優秀古牡馬に選ばれている。
現役引退後は米国のレーンズエンドファームで種牡馬入り。20年サンタアニタダービーに勝ってケンタッキーダービー4着のオナーエーピーや、21年のCCAオークスを勝ったマラクジャなど3頭のG1馬を送り出している。種付け料などは後日発表される。