初勝利を飾ったレイデラルース(手前、カメラ・荒牧 徹)
9月17日の中山2R・2歳未勝利(芝2000メートル=10頭立て)は、1番人気の
レイデラルース(牡、美浦・手塚貴久厩舎、父
レイデオロ)がデビュー3戦目で初勝利を挙げた。祖母リアルナンバーはア
ルゼンチンのG1馬で、一族には16年の日本ダービー馬
マカヒキなどがいる血統。勝ち時計は2分1秒6(良)。
枠入りを嫌がるそぶりを見せながらも、まずまずのスタートを決めて道中は内の3番手で運んだ。逃げた
ファインデイが前半1000メートル通過59秒3のハイペースで飛ばしたなか、直線では徐々に加速し、最後は2着の
エコロレイズに半馬身差をつけた。
北村宏司騎手は「まだまだ覚えなきゃいけないところはあるが、対応してくれた。速い流れだったので、体力的なストロングポイントを生かせてよかったです」と勝利を振り返った。手塚調教師も「持久力が生きてよかったです」と語った。