日本ダービーは惜しくも3着だったハーツコンチェルト(ユーザー提供:あんパンさん)
開業10年目の武井亮調教師が、神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2400m)の
ハーツコンチェルト(牡3、美浦・武井亮厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。
武井調教師は14年開業の42歳。これまでにJRAで通算200勝を挙げている。地方では
リエノテソーロで16年の全日本2歳優駿など重賞3勝。しかし、JRAの重賞では延べ52頭で3回ある2着が最高。あと一歩で戴冠に手が届いていない。
今回参戦する
ハーツコンチェルトはここまで6戦1勝。昨秋の中京での新馬戦を8馬身差で圧勝後、惜敗が続いているが、青葉賞2着、日本ダービー3着など、世代
トップレベルの力は示してきた。今回は内容だけではなく、結果も欲しい一戦。馬と調教師、揃っての初タイトルを期待したい。