◆見た目以上に強いマテンロウアレス(29日・堀尾)

　土曜阪神10R・西宮S(芝1800m)に出走するマテンロウアレス(セン5歳、栗東・昆)。「前走が直線で並ばれた時に接触し、そこからスイッチが入った。その時点では、すでにやめようとしていたぐらいで、よほど余力がないとあの競馬はできないはず。当てにならない気性だけど、見た目以上に能力は高いと思う」と師は評価する。勝つ時は辛勝で評価されにくいタイプだが、実はかなりのポテンシャルを秘めている。

◆イクイノックスが復帰戦へ向けて調整開始(29日・石渡)

　宝塚記念を快勝し、休養していたイクイノックス(牡4歳、美浦・木村)が美浦へ帰厩。本日、坂路を軽めのキャンターで登坂。まだ全体的に緩さが残る馬体だが、力感十分のフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

◆千二はピッタリ！ タガノクリステルが藤森Sで連勝へ(29日・森田)

　先週のながつきSを快勝したタガノクリステル(牝4歳、栗東・長谷川)は、勢いに乗って来週の藤森S(10月7日・京都、ダート1200m)に挑戦する。「初めての1200mだったので前半は戸惑うかなと思っていたけど、楽について行ったし、追ってからの伸びも良かった。1400mばかり使ってきたけど、1200mの方が適性はあったのかな。とにかく、前走の勝ち方なら楽しみ」と、師は連勝をもくろんでいた。

◆ナムラクレアは最内枠で立ち回りが鍵に(29日・紺谷)

　日曜中山11RスプリンターズS(芝1200m)に出走するナムラクレア(牝4歳、栗東・長谷川)は1枠1番の最内枠に決定。末脚勝負が身上のため、立ち回りが鍵になりそうだ。27日の栗東坂路で素軽いフットワークを披露するなど出来は絶好。好勝負を期待する。

◆逃走劇でV狙うジャスパークローネ(29日・赤木)

　CBC賞→北九州記念と重賞を連勝し、サマースプリントシリーズ王者に輝いたジャスパークローネ(牡4歳、栗東・森秀)が、日曜中山11R・スプリンターズS(芝1200m)に出走する。「夏前からずっと使ってきていますが、特に疲れもなく、状態は変わりありません。今回は(ハナへ)行きたい馬もそろっていますが、初速はこの馬が一番だと思いますし、ここ2戦のように自分の競馬をするだけです」と清水亮助手。7枠13番からの逃走劇でGI・Vとなるか。

◆「競馬新聞 デイリー馬三郎」は、JRA開催全場の馬柱を完全掲載＆全レース予想！最強の馬三郎取材陣40名超の予想がご覧いただけます。パソコン向けサービスで、在宅での競馬ライフにピッタリ！詳しくはこちらでご確認ください。
※リンク先はパソコン向けのページとなっております