藤田菜七子騎手は東京で6鞍 前走4馬身差Vヨリノサファイヤに手応え「前走の競馬ができれば昇級戦でも」

2023年10月06日 11:39

藤田菜七子騎手

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、3日間開催の今週は東京で6鞍(土曜2鞍、日曜1鞍、月曜3鞍)に騎乗する。

 9月はスペインで行われた女性騎手招待競走に参加。結果は8位に終わったが、その後フランスでレースに騎乗し、凱旋門賞を観戦した。「観光できる時間があって、スペインの王宮を見学したり、凱旋門に上ってパリの街を上から眺めました。きれいでしたよ。リフレッシュできました」と充実した日々を送り帰国した。

 10月5日には競馬学校へと足を運び、模擬レースに参加。「みんなすごく上手でしたし、いろんなことを質問されてアドバイスしました。とても有意義な時間を過ごせました」と満足そうに話した。自身も今年11勝目をつかみたいところだ。

 月曜9Rは、一気の距離延長だった前走が4馬身差Vのヨリノサファイヤに5戦連続で騎乗する。「いい勝ち方をしてくれました。前走の競馬ができれば、昇級戦でもやれると思います。跳びが大きい馬ですから、舞台が替わって東京でも走れるでしょう。左回りでも問題ないはずです」と力が入る。

 日曜12Rのドラゴンゴクウは、昇級戦の前走が5着。先団の内ラチ沿いで脚をため、最後までしっかりと末脚を伸ばした。「昇級戦の前走で1400メートルを走れることが分かりました。休み明けですが、このクラスでも十分やれる力があると思います。いい競馬ができれば」と意気込む。

 月曜2Rはデビュー戦7着のコスモカノアに連続騎乗。今回は1ハロン短縮の一戦となる。「前走は競馬がよくわかっていない感じでした。気のいい牝馬で、距離はもう少し短くてもいいと思ったので、1600メートルに替わるのはいいと思います。競馬を覚えて少しでも前進があれば」と期待した。

【土曜東京】

1Rコパマエチャン(牝2歳、美浦・大和田成厩舎、父コパノリッキー)

4Rメイショウテンヨウ(牝2歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父メイショウボーラー)

【日曜東京】

12Rドラゴンゴクウ(牡4歳、美浦・根本康広厩舎、父トゥザグローリー)

【月曜東京】

2Rコスモカノア(牝2歳、美浦・大和田成厩舎、父ゴールドシップ)

8Rエリーズダイヤ(牝3歳、美浦・戸田博文厩舎、父ハーツクライ)

9Rヨリノサファイヤ(牝3歳、美浦・根本康広厩舎、父コパノリッキー)

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